INTERVIEW #04 BUYER

INTERVIEW #04 BUYER

2017.03.03

バイヤー  下川衣織・和田美佳・松原未央
「大人のリラックスリゾート。
今季はワンピース&スカートが気分です」

ドゥーズィエム クラスで海外&国内のセレクト商品を買い付けしているのは、3人の女性バイヤーたち。お洒落が大好きで、新しいデザイナー情報にもカルチャーネタにも敏感な、元気で可愛い3人組だ。そんな彼女たちはパリ、ミラノ、ニューヨーク、ロンドン、東京と世界の都市をまわってドゥーズィエムの世界観に合う商品を開拓し続けている。大御所ブランドに粘り強く交渉して別注アイテムを誕生させたり、日本初上陸ブランドにも挑戦したりと、その情熱はファッションが心底好きなんだなと感心させられる。今季はどんなバイイングをしてきたのか?どうやって着こなせばいいのか?2017年春夏シーズンのおすすめデザイナーと、それぞれが今着たい服、スタイリングについて話をしてもらった。

--バイヤーの和田さん、下川さん、松原さんは3人でバイヤーなんですね。担当もないんですか?

和田:3人で一緒にバイヤーをしています。担当はなく、洋服も小物も全て3人で選んでいます。他社さんでは担当分けされていることが多いようなのでよく珍しいと言われますが、お店全体のテーマやバランスを整えることを考えると、チームで動いた方が統一感が出て目指す世界観が作り出せる気がしています。

--2017年春夏のテーマは何ですか?

下川:2017春夏の大きな流れがリラックスリゾート。カラフルな色味やリラックスしてお洋服を着るという雰囲気。ドゥーズィエム クラスとしては「Voyage」をテーマに、オリジナル商品のデザイン、バイイング商品の買い付けを行なっています。

--Voyage(旅)というと、どちらのエリアへの旅ですか?

和田:Parisに住む大人の女性が大きめのハットやバックをもち、旅に出る。
パリ、ニューヨーク、ランカウイ、マイアミと、都市を旅するイメージです。例えばランカウイではラグジュアリーなホテルでリラックスして優雅に休暇を楽しむイメージ。大人の女性の贅沢な時間を表現したいと考えてます。

--テイスト的には?

和田:大きなトレンドとして、先シーズンのミニマム路線からリゾート感のあるスタイルに移行しました。カサッとした天然素材や、優雅でリラックス感のあるシルエット・ディテールのものを買い付けで揃えています。しかしあくまでも上品に、洗練された雰囲気にまとめるようにしました。

--おすすめのブランドをそれぞれ教えてください。

下川:まず、「マーチイレブン」というブランド。ドゥーズィエム クラスでははじめて取り扱うブランドです。その名の通り3月11日に誕生しました。刺繍ディテールが入ったアイテムを探している中で出会いました。「MARCH11」の服は、素材に重厚感があり刺繍も独特です。昔からの伝統技術を若年層に受け継ぎながら作られているコレクションは、職人さんたちによるモノ作りへのこだわりが感じられ、共感を覚えました。

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MARCH11 Atelier

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BLOUSE ¥87,000+tax (MARCH11)

今季は鮮やかな色合いが気になっていたので、発色の美しい色物をバリエーション多く揃えています。提案したいのは、大人の方にむけたリゾートスタイルです。マキシ丈のワンピースもあり、フラットサンダルを合わせて大きなカゴバッグをばさっと持つようなイメージのスタイリングが素敵だと思います。

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SANDALS ¥41,000/¥43,000(共にEMMA HOPE)

次に注目なのが、イギリスのシューズブランド「エマ・ホープ」。リラックスしたお洋服に合わせる大人のための夏サンダルです。トレンド性がありつつ品のある顔が特徴的です。ポインテッドは今シーズン多く出ている形ですが、このようにラフィアで表現しているのは珍しくてとても素敵だなと思い買い付けました。10数年前にミュールブームの火付け役となった「エマ・ホープ」さすがミュールのデザインが美しく、ゴールドでコーティングされたラフィア素材が洗練されています。ミュールはまさに旬のスタイル。久々に取り扱うブランドなので要チェックです。

松原:「トーテム」というスウェーデン人のカップルによるニューヨークブランドは前シーズンから引き続きの一押しブランドです。ミニマルで削ぎ落されたデザインで、着る人を女性らしく美しく見せてくれます。フレアパンツやワンショルダーは難しいアイテム。それをほどよいトレンドを入れて品よく見せる絶妙なバランス感覚がドゥーズィエム クラスにぴったりのブランドです。

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totême Designer

このブランドはリゾートとは別のテイストなのですが、ドゥーズィエム クラスでは永遠のテーマに"FOR BEAUTIFUL WOMAN"を掲げています。 着る人を美しく見せる、着るだけで美しくなれる、美しくなりたいからその服を着るといったことを常に念頭において品揃えをしています。「トーテム」は、そのスタイルを象徴しているようなブランドなんです。

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SANDALS ¥76,000 (NINA RICCI)

今季はフラットシューズが全盛でヒールは履かない傾向が強いけれど、女性らしさを考えた時にやはりヒールは不可欠です。上品に魅せる靴としては、ローヒールで肩肘をはらない脚に優しいものをおすすめします。この「ニナ・リッチ」のシューズはバックストラップで抜け感があって春夏を感じさせるようなデザインが魅力です。素材を別注し、表革の黒でオーダーしました。この靴を履くだけでクリーンな印象に、足元がぐっと女らしく仕上がります。

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Designer MARI GIURICELLI

和田:ブラジル人モデルのMARIがはじめた2015年にスタートしたブルックリンのブランド。N.Y.ではitガールとして有名な女の子です。クオリティが高い靴で、履き心地や仕立てのよさがドゥーズィエム クラスにぴったり。
今年のカラフルな服やリラックス感がある服に、彼女のつくる"ムード"のあるラフィアのサンダルを合わせたいと考えています。ラフィアのナチュラルなカラーは夏のコーディネートに抜け感が出て合わせやすいアイテムです。太めのヒールでエッジが大きめなのもポイント。

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KNIT ¥49,000+tax SKIRT ¥64,000+tax (KHAITE)

日本初上陸のブランド「ケイト」。30代の女性が作ったブランドです。その上品さとバランス感を一目見て気に入ってしまいました。タイト&フレアのバランスが今年の気分で、女性の可愛らしさと強さを両方感じさせてくれます。
今年はスカートの年だと言われてますが、着るならこのブランドかなと思っています。スリットの深いスカートとトップス、ワンピースをセレクトしました。サングラスもバイイングしています。
ブランド名の「KHAITE」はギリシャ語で"赤毛"という意味。デザイナーもふわふわの赤毛なんです。

--個人的にはどんな着こなしがしたいですか?お店で何を買うつもりですか?

下川:今年はスカートやワンピースの年です。スカートは必須で着たいなと思っています。トップスはノースリーブで腕や肩を見せたり、デコルテがきれいに見えるようなものを合わせて着たい。フラットサンダルを品よく、ふわっとしたワンピに合わせたいです。アクセサリーは石のジュエリーを重ね付けするのが気になっています。クリーンな石もののジュエリーを、さらっと。

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Ring ¥86,000~¥94,000+tax(Ruebelle Designs)

このリングは真鍮を14Kに別注したのでお値段は高めなんですが、長くお使いいただけるリングです。

和田:私も、ワンピースやスカートが気になっています。あと、全部のアイテムをリゾートっぽく揃えるのは難しいので、まずはシューズとバッグの取り入れ方でリゾートを感じたいなと思っています。

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BAG ¥84,000+tax (MAIYET)

シューズとバッグさえ変えれば今年の気分になります。リネンのシャツにデニムで、このバッグ!「マイエット」のバッグはメゾンブランドのバッグを製造する工場で作られていて、その仕立ての良さは定評があります。また、伝統工芸的な技術を持つ職人にフェアな対価を支払うエシカルな姿勢にもとても共感します。
きれいで抜け感もあるので、リラックスしたムードを出すにはもってこいです。ばさっと荷物をいれても型くずれがなく、見た目も上品なのでこれで旅に出たいなと思います。抜け感のあるスエード素材が気分です。

松原:私も、ワンピースやスカートにリングの重ね付けを楽しみたいです。もちろんトーテムも買いますよ。

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SANDALS ¥65,000 (SARTORE)

サルトルのバブーシュ型のミュールは欲しいなと思っています。デイリーで抜け感のあるものなので、気負いなく履けるのが魅力です。「サルトル」は長いお付き合いのあるブランドなので、シンプルなデザインの別注をオーダーしました。このミュールは、ブーツの半分くらいの薄さのレザーなので履いた瞬間から足に馴染んではきやすいというのも嬉しいポイント。デニムやテーパードパンツに合わせてデイリーに履くのがいいと思います。シャツにきれいめなパンツにローファーだとかっちり見え過ぎてしまうのですが、このミュールにすると適度に肩の力が抜けてちょうどいいんです。

掲載商品は、近日入荷予定です。

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